極低出生体重児ママの親バカ育児日記♡

2018.07.07  30週で1,389gの男の子出産♡育児の日々と妊活から出産までの日々の記録です*

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夫が洗濯物を干すのは悪なのか?から行き着いた息子に望む能力

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こんにちは、さくらママです(^^)

 

今日はモヤモヤし続けていた話を聞いて下さい。※長いです、すみません!

絶対読まれる事ないと思いますが、実家のご近所さんへの小さな反論です。

 

私が小さい頃、母は専業主婦で、家事は全部母がしていて、ご飯も当たり前のように父から配膳していました。一番大きくて見栄え良いのが父の。

母が働き出してからも、母が全ての家事をしていました。

母は父を常に立てていて、私はそんな母の姿を見て、妻が夫を立てるのは当たり前で美しい事だと思って育ちました。

 

母は今、パートで働いていて、シフトの関係でたまに土日も出勤があり、早出だと6時には家を出ます。

父は土日休みなので、母が土日に早出の時(月に1、2回)は、母が洗濯を回して出勤し、父が洗濯物を干しています。

九州男児で、家事にも関与してこなかった父が、料理を作る事が増え、洗濯まで干すようになった事は、素敵な変化だと思います。

だって、母も働いているし、私達子どもも家を出て、これから夫婦で暮らすって、そういう事だと思うから。

 

しかし、

父が洗濯物を干している姿を見た、ご近所さんが

夫に(男に(!?!?))洗濯物を干させるなんて!!!奥さん家事してないのね。

と噂をしていたそうで。。

 

もう、兄(3つ上)と私には衝撃が走りました。

外野が、いつの時代の価値観で、何を思って、悪口を言っているんだ…?

そもそも時代とか関係なく、夫が洗濯物を干すって良い事じゃないのか…?

家事してるイメージがない兄ですら反射的に「いやいやいや俺でも洗濯干すで」と言ってた…

私の夫も洗濯物よく干してくれるので、ご近所さんが見たら失神するかもしれない…笑

あと、うちのお母さんは家事しとるよ!!!

 

家事分担は本当に色んな要素で、それぞれの家庭で違ってくると思うのですが、

大事なのは夫婦でしっかり話し合いをできているか、お互いに納得できているか、だと思います。

 

私はずっと母のような妻になりたかったので、結婚して、共働きになり、最初は夫に家事をさせるのに引け目を感じました。

家庭に比重を置きたいのに、仕事が忙しいとちゃんと掃除できず、料理も思うように作れなくて泣いたりする日もありました。

「見えてない家事多いよ!私の方が仕事も家事も大変!!」と暴言を吐いてしまった日もありました。

喧嘩もたくさんして、私には両立無理かもと何度も思いましたが、

夫はぶれずに、「献立を立てるのはできない。でも紙に書いてくれたら買い出しは行く。朝は起きれないから朝ご飯はお願いします。でも洗濯物を干します」等のできない事と代替案を出してくれたり、

「これは分からないから教えて欲しい」「このやり方の方が効率が良い」等、ちゃんと言葉にして伝えてくれ、歩み寄る努力をしてくれました。

私はとにかく夫を立てていつも笑顔の可愛い妻になりたかったけど(笑)、夫が望んでいるのは、ちゃんと意見を言い合って、支え合いながら一緒に頑張れる妻なんだなと、私の考えも変わっていきました。

一緒に家事をして、「ありがとう」と言い合い、一緒にダラダラする事で、笑顔も増えました。

今は専業主婦なので、私が全てしていますが(大した事はしてないですが)、休日の朝は、

洗い物+掃除機か洗濯物をしてくれます。

「休みだし良いよ!息子みといてくれたら!」と言うと

「いや、一緒にさっと終わらせよう!そっちの方が効率が良い。」と言ってくれます。

効率重視過ぎて怖い時もありますが笑、結果うちの場合は効率良いです!ありがとう。

 

 結婚する時、お義母さんに

「あなた達はどんな夫婦になるのかなぁ。妻ちゃんの味に変えてあげてね」

と言われ、なんて素敵な母なんだと思いました。

夫は理論的で頑固でしたが、想像以上に状況を判断し対応できる柔軟な人でした。夫と一緒に暮らす中で変わった価値観や考え方、二人で築いてきた暗黙のルール(?)もたくさんあります。

そして多分この言葉で、忙しくてもご飯だけは作ろうと思えています。

 

私は息子には自分の事は自分でできるように、最低限の家事はできて欲しいと思っています。
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(↑これは遊び感覚ですが…;)

これからの時代を少しでも生きやすいように、息子に家事を教えていきたいと思っていたけど、

 

息子に身につけて欲しいのは、万能な家事能力ではなく、

自分と違う価値観を認める能力、コミュニケーション能力、相手を尊重しながら自分の意見を伝える能力、柔軟性だと気づきました。

きっとこの能力があれば、なんでもできる!

だから私も、家事を教えこむのではなく、「これは我が家の(ママの)やり方だからね」を伝える事を大切にしていきたいと思います。

 

そしてとにかく願うのは、

自分と違う価値観に出会った時、悪く言う人にはならないで欲しい。

広い視野で、色んな人や考え方に触れて、大切な人を守ってあげられる人になってね。